クロアゲハ沖縄亜種

種別　生態写真と解説

種ごとに生態写真を使って蝶（卵から成虫まで）や環境を紹介します。
写真に青枠（紫枠）のあるものは、高画質ファイル（約30kb）にリンクが張られていますので、クリックしてみてください。

クロアゲハ沖縄亜種

クロアゲハは南西諸島から東北まで分布していますが、沖縄本島や八重山諸島のものは、本土のものと別亜種とされています。このページでは、石垣島での観察と、そこのカラスザンショウに産まれていた卵の飼育記録を載せていきます。沖縄亜種では、尾状突起が比較的短く、また、特に♀では後翅両面の赤紋が大きいことが特徴です。
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基礎データ（石垣島周辺域）
■科	アゲハチョウ科	■学名	Papilio protenor liukiuensisStoll
■生息環境	山地周辺	■成虫観察時期	年中
■越冬態	なし	■食草・樹	カラスザンショウ、ミカン類などミカン科
■増減	不明	■成虫の多少	普通

	吸蜜からの飛び立ち（♂、ランタナ） 2010年3月14日沖縄県石垣島 Casio EX-F1パスト連写様々な蝶が集まるランタナに雌雄のクロアゲハもやってきました。後翅裏面の赤い紋が目立ちます。トップページへ
	吸蜜からの飛び立ち（♀、インパチェンス） 2010年3月14日沖縄県石垣島 Casio EX-F1パスト連写インパチェンスも花壇に良く植えられており、ときおりこの蝶が訪れます。トップページへ
	クロアゲハの吸蜜（♀、ハイビスカス） 2010年3月13日沖縄県西表島ハイビスカスはいかにも南国というイメージです。黒いアゲハ類やツマベニチョウが時々訪れます。前翅前縁に花粉がいっぱい付いていますが、これは受粉に役立つのでしょうか。トップページへ
	クロアゲハの卵と環境（カラスザンショウ） 2010年3月12日沖縄県石垣島山地のちょっと開けた空き地に生えた1m程度のカラスザンショウの、まだ若い葉の裏に、卵がありました。模様から、既に産まれて数日経過していると思います。トップページへ
	クロアゲハの幼虫（1齢、3.5mm） 2010年3月15日沖縄県石垣島孵化して間もない幼虫です。トップページへ
	幼虫（2齢、11mm） 2010年3月22日沖縄県石垣島　産静岡市駿河区　飼育持ち帰ったカラスザンショウを食べて成長しています。トップページへ
	幼虫（3齢） 2010年3月24日沖縄県石垣島　産静岡市駿河区　飼育容器上で脱皮しました。トップページへ
	幼虫（3齢、21mm） 2010年3月28日沖縄県石垣島　産静岡市駿河区　飼育いわゆる鳥糞型の模様です。トップページへ
	幼虫（4齢） 2010年3月31日沖縄県石垣島　産静岡市駿河区　飼育またもや、容器上で脱皮しました。トップページへ
	幼虫（4齢、27mm） 2010年4月3日沖縄県石垣島　産静岡市駿河区　飼育脱皮してもほとんど模様が変わりません。しかし形はいびつな感じになっていきます。特に胸部（一見頭部に見えるところ）が陥没している感じがします。トップページへ
	幼虫（4齢、39mm） 2010年4月5日沖縄県石垣島　産静岡市駿河区　飼育もうすぐ5齢になりそうで、かなり大きくなりました。顔が二つあるように見え面白いです。トップページへ
	幼虫（5齢、37mm） 2010年4月7日沖縄県石垣島　産静岡市駿河区　飼育脱皮して間もない終齢幼虫です。脱皮した皮を食べた後です。トップページへ
	幼虫の臭角（5齢） 2010年4月10日沖縄県石垣島　産静岡市駿河区　飼育臭角はえんじ色です。トップページへ
	カラスザンショウを食べるクロアゲハの幼虫（5齢） 2010年4月10日沖縄県石垣島　産静岡市駿河区　飼育本州でもカラスザンショウの葉が伸びてきたので与えていますが、よく食べます。トップページへ
	前蛹間近の幼虫（5齢、54mm） 2010年4月13日沖縄県石垣島　産静岡市駿河区　飼育蛹化のために枯れ枝を入れています。それに首尾良く蛹化しそうです。トップページへ
	前蛹 2010年4月15日沖縄県石垣島　産静岡市駿河区　飼育なんと、枝では前蛹にならず、観察には最悪の、重ねている上の水槽の底下で前蛹になってしまいました。トップページへ
	クロアゲハの蛹 2010年4月19日沖縄県石垣島　産静岡市駿河区　飼育 2日空けていたところ、帰ってみると蛹化していました。頭部突起の開きは、本土のクロアゲハより大きいように思えます。トップページへ
	羽化直前の蛹 2010年5月7日沖縄県石垣島　産静岡市駿河区　飼育かなり黒くなり、もうすぐ羽化することが分かります。トップページへ
	羽化直後の成虫（♀） 2010年5月8日沖縄県石垣島　産静岡市駿河区　飼育朝起きたら既に羽化していました。♀なので、赤紋がきれいです。たまに赤紋が発達した個体がいるそうですが、これは通常の紋で、残念でした。トップページへ

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	吸蜜からの飛び立ち（♂、ランタナ） 2010年3月14日沖縄県石垣島 Casio EX-F1パスト連写様々な蝶が集まるランタナに雌雄のクロアゲハもやってきました。後翅裏面の赤い紋が目立ちます。トップページへ
	吸蜜からの飛び立ち（♀、インパチェンス） 2010年3月14日沖縄県石垣島 Casio EX-F1パスト連写インパチェンスも花壇に良く植えられており、ときおりこの蝶が訪れます。トップページへ
	クロアゲハの吸蜜（♀、ハイビスカス） 2010年3月13日沖縄県西表島ハイビスカスはいかにも南国というイメージです。黒いアゲハ類やツマベニチョウが時々訪れます。前翅前縁に花粉がいっぱい付いていますが、これは受粉に役立つのでしょうか。トップページへ
	クロアゲハの卵と環境（カラスザンショウ） 2010年3月12日沖縄県石垣島山地のちょっと開けた空き地に生えた1m程度のカラスザンショウの、まだ若い葉の裏に、卵がありました。模様から、既に産まれて数日経過していると思います。トップページへ
	クロアゲハの幼虫（1齢、3.5mm） 2010年3月15日沖縄県石垣島孵化して間もない幼虫です。トップページへ
	幼虫（2齢、11mm） 2010年3月22日沖縄県石垣島　産静岡市駿河区　飼育持ち帰ったカラスザンショウを食べて成長しています。トップページへ
	幼虫（3齢） 2010年3月24日沖縄県石垣島　産静岡市駿河区　飼育容器上で脱皮しました。トップページへ
	幼虫（3齢、21mm） 2010年3月28日沖縄県石垣島　産静岡市駿河区　飼育いわゆる鳥糞型の模様です。トップページへ
	幼虫（4齢） 2010年3月31日沖縄県石垣島　産静岡市駿河区　飼育またもや、容器上で脱皮しました。トップページへ
	幼虫（4齢、27mm） 2010年4月3日沖縄県石垣島　産静岡市駿河区　飼育脱皮してもほとんど模様が変わりません。しかし形はいびつな感じになっていきます。特に胸部（一見頭部に見えるところ）が陥没している感じがします。トップページへ
	幼虫（4齢、39mm） 2010年4月5日沖縄県石垣島　産静岡市駿河区　飼育もうすぐ5齢になりそうで、かなり大きくなりました。顔が二つあるように見え面白いです。トップページへ
	幼虫（5齢、37mm） 2010年4月7日沖縄県石垣島　産静岡市駿河区　飼育脱皮して間もない終齢幼虫です。脱皮した皮を食べた後です。トップページへ
	幼虫の臭角（5齢） 2010年4月10日沖縄県石垣島　産静岡市駿河区　飼育臭角はえんじ色です。トップページへ
	カラスザンショウを食べるクロアゲハの幼虫（5齢） 2010年4月10日沖縄県石垣島　産静岡市駿河区　飼育本州でもカラスザンショウの葉が伸びてきたので与えていますが、よく食べます。トップページへ
	前蛹間近の幼虫（5齢、54mm） 2010年4月13日沖縄県石垣島　産静岡市駿河区　飼育蛹化のために枯れ枝を入れています。それに首尾良く蛹化しそうです。トップページへ
	前蛹 2010年4月15日沖縄県石垣島　産静岡市駿河区　飼育なんと、枝では前蛹にならず、観察には最悪の、重ねている上の水槽の底下で前蛹になってしまいました。トップページへ
	クロアゲハの蛹 2010年4月19日沖縄県石垣島　産静岡市駿河区　飼育 2日空けていたところ、帰ってみると蛹化していました。頭部突起の開きは、本土のクロアゲハより大きいように思えます。トップページへ
	羽化直前の蛹 2010年5月7日沖縄県石垣島　産静岡市駿河区　飼育かなり黒くなり、もうすぐ羽化することが分かります。トップページへ
	羽化直後の成虫（♀） 2010年5月8日沖縄県石垣島　産静岡市駿河区　飼育朝起きたら既に羽化していました。♀なので、赤紋がきれいです。たまに赤紋が発達した個体がいるそうですが、これは通常の紋で、残念でした。トップページへ