赤い木の実
秋や冬、山の中や街で見かける赤い木の実の紹介です。

ゴンズイ 権瑞

ゴンズイという魚は聞いたことがありますが、植物にも同名のものがあるとはずっと知りませんでした。Wikiによると、木のゴンズイは、魚のゴンズイと同様、役に立たないから、魚にちなんだとあります。それはともかく、果実は赤く、熟すと裂けて黒い種子がくっついた状態になると、日光が透けて赤色が目立ち、黒い種子とのコントラストがきれいです。
-
基礎データ(大阪市周辺域)
■科、属 ミツバウツギ科ゴンズイ属 ■学名 Euscaphis japonica
■生育環境
 原産地
やや乾燥した雑木林の林縁
本州では茨城県から富山県より西、四国、九州、琉球列島。朝鮮南部、台湾北部、及び中国中部。
■樹 樹高3-8m。
■幹 樹皮は紫黒色 ■葉 落葉、複葉、小葉は5-9cm
■花 雌雄同株。黄白色、3-4mm、花期 5-6月 ■果実 赤い袋果、1-2cm、避けて1-3個の黒い種子を見せる。球形、5mm。熟期 9-11月。
■利用 キクラゲ栽培の原木 ■特記事項  
参考:HP 松江の花図鑑、Wikipedia他

クリックで大きな画像へ

ゴンズイの赤い果実と黒い種子
2016年11月12日
静岡市駿河区大谷


この木も普段見過ごしていた木ですが、よく見るときれいな果実です。
トップページへ
リストへ戻る
トップページへ戻る